宮古島にて  運命って?

 宇宙には意志がある、私にはこの意味がずっと長い間意味不明でした。所が瞑想を長年続けてゆく中で、そうかもしれないと感じ始めました。
 35億年前、火の玉であった地球がこのように、長い年月を経てまがりなりにも緑豊か世界の変わりました。森あり、川あり、海在りーーーー。また私たちの健康も、これは宇宙の計り知れない配慮かな、一切合切がうまくできすぎている、とは思えませんか。
 つまり宇宙は、地球は、人間社会はその一切が宇宙の配慮による、必然性の世界といえるのでしょう。分かりやすいのは、例えば人の出会いなど。
 天外司郎(元ソニーの重役、CDプレイヤーやロボット犬アイボを開発者、工学博士)はその数ある著作の中で、人はもとより、社会の仕組み,時代の様相までも物理学をもとに、既定されていると解き明かしておりました。
 私がまだ空の会の気功に出会う前、高塚光式の瞑想をやっておりました時、さて今日の瞑想はこれでお終いとした瞬間、総天然色で、まばゆいばかりの情景が一瞬にして浮かび消えました。厚さ1っセンチほどの万札がポンポンと浮かび消えました。意味不明でした。その後借りていた畑の隅っこの鶏小屋が川の改修工事に引っ掛かり100万円が振り込まれました。
 以来その体験の意味を考え続けておりました。もしかしたら人の運命は決められているのではないかということです。しかしながら高塚光式の瞑想はやめてしまいました。
もし瞑想中に私が車にはねられ、空中に跳ね飛ばされる映像が現れた時、私はいつか必ずそうなるから。
 将来を知ってもどれほどの事か、以来私は地道に生きる、努力を惜しまない、正直に誠実に、一生懸命に生きようと様々に心に秘めて一度の、残された命を生きてゆこうと決心いたしました。