宮古島にて  運命って?

 宇宙には意志がある、私にはこの意味がずっと長い間意味不明でした。所が瞑想を長年続けてゆく中で、そうかもしれないと感じ始めました。
 35億年前、火の玉であった地球がこのように、長い年月を経てまがりなりにも緑豊か世界の変わりました。森あり、川あり、海在りーーーー。また私たちの健康も、これは宇宙の計り知れない配慮かな、一切合切がうまくできすぎている、とは思えませんか。
 つまり宇宙は、地球は、人間社会はその一切が宇宙の配慮による、必然性の世界といえるのでしょう。分かりやすいのは、例えば人の出会いなど。
 天外司郎(元ソニーの重役、CDプレイヤーやロボット犬アイボを開発者、工学博士)はその数ある著作の中で、人はもとより、社会の仕組み,時代の様相までも物理学をもとに、既定されていると解き明かしておりました。
 私がまだ空の会の気功に出会う前、高塚光式の瞑想をやっておりました時、さて今日の瞑想はこれでお終いとした瞬間、総天然色で、まばゆいばかりの情景が一瞬にして浮かび消えました。厚さ1っセンチほどの万札がポンポンと浮かび消えました。意味不明でした。その後借りていた畑の隅っこの鶏小屋が川の改修工事に引っ掛かり100万円が振り込まれました。
 以来その体験の意味を考え続けておりました。もしかしたら人の運命は決められているのではないかということです。しかしながら高塚光式の瞑想はやめてしまいました。
もし瞑想中に私が車にはねられ、空中に跳ね飛ばされる映像が現れた時、私はいつか必ずそうなるから。
 将来を知ってもどれほどの事か、以来私は地道に生きる、努力を惜しまない、正直に誠実に、一生懸命に生きようと様々に心に秘めて一度の、残された命を生きてゆこうと決心いたしました。

宮古島で思うこと 人は誰でも自分自身を感じている

 以前ピアノをやっておりました。ピアノのレッスンが終わって、一息ついていました時、先生が「あなたの事を弾いてみます」と即興でピアノを弾いてくださいました。

 すぐさま、ああこれは俺だ、俺だとわかりました。人の内面をメロデーに乗せて表現できるとは、びっくりしました。先生に問いますと、ドイツで始まった音楽療法の一環とのことでした。
 そうしますと、人は誰でも、好むと好まざるといえども、自分自身を感じていると思って間違いなさそうです。
 本当の自分を求めながら、向上心を持ち、身近なひとに寄り添いながら、援助の気持ちを大切に、嘘もなく、誠実を心がけてゆく、そのほか私たちがよかれと信じられることをやり続けてゆくことで豊かな内面が作られてゆくのではないでしょうか。
 そういう豊な自分をしっかり感じられるならば、これこそが幸福になる一番の事ではないでしょうか。
 もの、地位財産、肩書等々を一杯にしての幸福感も悪くはないでしょうが、それは時代が生んだ概念でしょう。その昔、いやもっと大昔には何もない時代にも人々には幸せはあったことでしょう。
 いずれ、人は皆この世から立ち去ってゆきます、死んでゆきます。大切なことはあの幼子たちのように、純で生き生きした世界の大切さを知り、そこを生きることではないかしら。
 心は、はつらつに、いつも前向きにゆきたく思います。

宮古島で思うことー宇宙の気とは

気とは宇宙に、この地球上も、つまり僕たちの体の周りにも、体の中にも在るものです。
そして、この宇宙の一切合切を形作ってきた。僕たちの心も体もあるべく姿になるべくいつもあります。
 それなのに、健康を害する場合があります。自然なものを食べる。規則正しい生活を続ける。心に負担を負うような考えに及んでしまうとかはストレスを呼び込みます。
 地球が火の玉であった35憶年前から今日の緑豊かな地球になるよういつもありました。ここから色々なことが理解できます。
 例えば、宇宙の気には意志があることが分かります。絶えず前向きで、積極的であり、一切のはかりごともなく、純真無垢であり、だれに対しても「在る」ということです。
何よりもその気を体に取り込むこで、気が体に働きかけ、心を緩め、体の生理に及び一切を本来の姿にするべく作用しております。これを健康といいます。
 気功をやると心と体が健康になるということです。